まつむし音楽堂通信

 2015年 秋号

 

●通常の科学の範疇で説明できない超自然的現象にアプローチする関西日本サイ科学会(河野明夫会長)月例の研究集会(於科学技術センター)が通算400回を超えました。401回目となる9月は「物質化現象 無から有を生じる」と題し、タイで「神聖秘法術学校」をひらくスワミ氏が講演。

●筑波大学で物理学を修めてのちインドの聖者の弟子となり、十数年にわたって物質化現象の修行をおこなったというスワミ氏は徹底した菜食主義者ですが、肉や魚を食って殺生に加担したくないというのがその理由のようです。肉体に付随するタマシイを食うとこれがカルマ(業)となって悪影響がでるとのことで、しかし植物にはタマシイがないので問題はないとおっしゃってました。

●人間にはもちろんタマシイがあるわけですが、その場所が心臓(心室)にあるとは知りませんでした。もうひとつたいせつな「ジッ」という存在が前頭葉にあって、これについても初めて知りました。なにか総合的な情報機能を担っているようです。

●アインシュタインの相対性理論で有名な方程式、E=MC2では物質とエネルギーが等価とかんがえられていますが、問題は「C2」です。「一定」といわれる「光」の速度を倍加すれば「無から有を生じる」現象を起こせるだろうか、と素人ながらに想像するのですが、そんな簡単なものではないでしょう。

●タイ南部の洞窟で行われる「物質化現象」では、金属や宝石のようなものが降ってくるのを実体験できるそうです。ビデオを見ると、これには司祭たちが唱えるマントラ(真言)が大いに関与しているようです。人間の「声」は、「念」の次元にまで伝達するのか、とすこしワクワクした気持ちになりました。 

(和田高幸)

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