栗本学
Roots & Routes
講座のお知らせ
「栗本学」(音転言語学)通算第7回
講 師:難波 双六(言霊予知術宗家)
日 時:2021年4月11日(日)14:00-16:00
会 場:まつむし音楽堂(2F)
参加費:1500円
定 員:10名
「古事記の暗号書を解読」「日本人の起源明らかなり」などの著者、栗本栄春氏(-2010)は戦時中、広島で通信兵として暗号解読に従事しました。戦後は三重県亀山市で農業に勤しむ傍ら一般常識とは異なる歴史の真実、「古事記」に秘められた日本人のルーツと民族移動の道筋を明らかにしました。明晰な頭脳と直観力の賜物である氏の著作を通じて、日本語に秘められた「言霊(ことだま)」の原理と日本人の祖先の姿に迫ろうというのが本講座の狙いです。ルーツ(起源)を確認すれば未来に備えることも可能です。その方法をお伝えしたいと思います。
「栗本学」: 五十音表に整理された日本語の本質は「音」であり、いわゆる「言霊(ことだま)」として伝承されてきたものですが、「音転原理」により地名や人名を読み解くことが可能で、本源に遡ることができるという特徴をもっています。すでに太古、わが国に残る最も古い祝詞(のりと)と伝承される石上神宮のヒフミ祝詞には9種類の数字(ヒーフーミーヨー・・)と百(もも)、千(ち)、万(よろず)といった「0」の単位が表現されていますが、数字で《現(げん)》を読み取る「数霊(かずたま)」においても日本人の言語における先進性があらわれているようです。本講座では、「言霊」「数霊」の原理と読解のテクニックについてもお伝えします。
2021年、「コロナ禍」の影響はさらに続くことが予想されますが、これが節目となり国内外の状況が大きく変わるのは確実です。日本人はもちろん、世界中の人々が従来よりさらに「自立」することが求められるでしょう。世界をリードする決め手となるのは、2次元(デジタル平面)に中軸(中空)を仮定し3次元(n次元)に発想を展開、拡張する日本人の特性です。人口減にともない世界中に移民が増えますが、これをを率いるコンセプトには二元論で割り切れない「曖昧さ」も必要かと思われます。
講座では、発言、質問は自由です。ご参加をお待ちしています。
参加ご希望の方は、関西日本サイ科学会のWebサイトからお申し込みください。